化膿性関節炎で逆転和解(宇野弁護士担当)

高松高等裁判所第2部において、2021年3月23日、和解が成立しました。 この事案は、事故当時77歳の女性が、肩関節に注射を受けたところ、 後にその関節に化膿性関節炎を生じたことから、医療機関の医療過誤を争点として 訴訟が提起されたものです。 第一審では過失が否定されて、患者側が敗訴していました。 控訴審で宇野弁護士が受任し、第一審では主張していなかった新たな過失を主張しました。 鑑定などの結果を経たうえで、裁判所から和解勧告があり和解が成立しました。 控訴審では過失を肯定する前提での和解となりました。