精神科病院での硬膜下血腫発症事案で和解
(宇野弁護士担当)

精神科病院入院中の患者さんが、いつの時点で発症したのかは明らかでない硬膜下血腫になっていたところ、そのことに病院が気づけなかったために治療開始が遅れ、遷延性意識障害になったとして訴訟提起した事案で、和解が成立しました。
残念ながら、病院の過失と結果との因果関係を認める前提にはなりませんでしたが、病院の対応に問題があったことを前提にした和解になったものと思われます。